私たちの仕事
私たち「有限会社一富士」は鉄道電気工事(主に信号通信工事)を施工する会社です。
九州電気システム(株)大分支店様発注の信号通信工事の約8割を我が社で施工しております。
お客様に「安全」をお届けするため、知識と経験を併せ持つプロ集団として鉄道の安全運行を支えます。
担当エリア
JR九州電気システム株式会社 大分信通工事所様の担当エリア全てに対応しています
日豊本線:中津駅~宗太郎駅間 46駅(約220踏切)
豊肥本線:豊後荻駅~大分駅間 14駅(約70踏切)
久大本線:豊後三芳駅~大分駅間 23駅(約90踏切)
九州電気システム(株)大分信通工事所の担当エリア全てに対応しています
業務について
業務は「工事」と「検修」の2つの区分に分けられます
「一般工事(工事)」
鉄道沿線において
日々進化する鉄道の安全快適輸送の為、新しく設備を設けたり、老朽化により不安全要素となりうる箇所を直したりするものです。
「検修工事(検修)」
検修=検査・修理の略
保全の為
日々巡回、検査、修理、メンテナンスを行うものです。
取扱設備について
信号機
信号機の種類は複数あります。
- 出発信号機
- 場内信号機
- 中継信号機
- 閉そく信号機
- 遠方信号機 etc
ATS
ATS地上子(A=オートマチック T=トレイン S=ストップ)
各信号機の現示により、決められた速度以上でこの地上子の上を通過すると車両にある車上子に働きかけ、非常ベルを鳴らして運転士に緊急停止を呼びかけます。
踏切(踏切保安装置)
踏切ボックス(FB)
外部からのケーブルが集まり
リレーにてその踏切の制御を行う。
警報機(X1、X2)
列車接近を音と光で通行車両、 通行人に教える為の灯とスピーカーがついた柱
しゃ断機(WB1、WB2、WB3、WB4)
列車接近に伴い車両及び 通行人の踏切内の侵入を防ぐ為、 しゃ断カン(棹)を降ろし、 列車の通過後、上昇する
踏切制御子(OS)
踏切を鳴動させる為、その場所から通過すると作動するリレーを持った機器。外箱に入っており、踏切からの制御ケーブル、レールにつながった送着ケーブルを条件通りに作る事で制御子として成り立ちます。
障検(障害物検知装置)
踏切しゃ断完了後に通行車両及び 通行人が取り残された場合、 列車を抑止して接触事故を防ぐ必要があります。 障検は踏切道の中にレーザーを飛ばし、 その光が遮られると作動し、特発を発報させ、 運転士に異常を知らせて 緊急停車を促すものになります。
特殊信号発光機
(特発:XC1、XC2・・・YC1、YC2・・・)
操作器(PB1,PB2)
通行人が取り残された場合、
列車を抑止して接触事故を防ぐ必要があります。
障検は踏切道の中にレーザーを飛ばし、
その光が遮られると作動し、特発を発報させ、
運転士に異常を知らせて
緊急停車を促すものになります。
電気転てつ機(ポイント、EP)
駅構内分岐部にあり、列車の進路を構成する為、 トングレールを押したり引いたりと転換させる電気モーターです。
インピーダンスボンド(インピ、ZB)
電化区間で電車電流と信号電流を分けるフィルターの様なもの。非常に重たく、 鋳物である為割れやすい。
その他
- RH(リレー室・継電機器室):各駅にある構内条件をまとめた機器室。
- 信号ボンド(ボンド):絶縁部を除くレールとレールとの間(継ぎ目)で信号電流を流す溶接電線
- JB(ジョイントボックス):ケーブル長の限界やケーブルの使い分け等によりJBが設けられている。
- TB(テレフォンボックス):JR様が所有する「磁石電話」を繋ぐことで輸送、信通指令に電話が出来るBOX
所在地
- 由布本社
〒879-5532
由布市挾間町筒口1065番地2
TEL:097-586-3222
FAX:097-586-3197
- 大分工事所
〒870-0805
大分市神崎670番地23
TEL:097-578-6657
FAX:097-578-6658